お隣の窓と換気扇の位置は古家解体前に確認必須!
間取りを考える際には、自分の家の理想だけでなくお隣との兼ね合いも考えることが欠かせません。
キッチンの窓から隣の家のトイレの排気が流れてきたら?反対に我が家のキッチンの排気が隣の家の窓を直撃しないか?エアコン室外機の音や熱風についても要注意です。
両隣の窓の位置は考慮しながら間取りを考えたのですが、お向かいについては全くの想定外で大反省。現在も対処法を検討中です。
隣の家の窓の位置や給湯器の場所もわかる「敷地調査」
ハウスメーカーとの打ち合わせは、建設予定地がどのような土地なのか「敷地調査」から始まります。敷地の場所や状態により建てられる建物に対する制限がさまざま異なるそうです。
どのような住宅に建替えが可能かどうかは、敷地を調べないことには話が進められないそうです。
我が家の場合も、初めて行った展示場で初回の打ち合わせ後に「○日に調査に伺いますので、在宅はしてなくても構わないので、一応その旨をお母様にお伝えください」と連絡をいただきました。
後日いただいた調査結果には古家をあらゆる角度から撮影した写真と共に、難しい記号や数字のほか、隣の家の窓の位置なども書き込まれていました。
調査書を持っていると、初訪問の展示場でも
我が家の場合も、初めて行った展示場で初回の打ち合わせ後に「○日に調査に伺いますので、在宅はしてなくても構わないので、一応その旨をお母様にお伝えください」と連絡をいただきました。
当初は「3年後くらいには」と考えていたので、急に現実味を帯びてちょっと身構えましたが、調査をしないことには何もわからないままなので、お願いすることにしました。
後日いただいた調査結果には古家をあらゆる角度から撮影した写真と共に、難しい記号や数字のほか、隣の家の窓の位置なども書き込まれていました。
その後に伺ったハウスメーカーでは、その調査書を元に話が進められました
調査書を持っていると、初訪問の展示場でも
打ち合わせがスムーズに進むので早い段階でどこかのハウスメーカーさんにお願いすると良さそうです。
古家が建っているうちに自分の目で確認しておくことが重要かも
その後、見積もりを出してもらうまでに何度も間取りを書きかえながら打ち合わせを進めていましたが、建替えを決意したころふと調査書で見た窓の位置を思い出しました。今、実家の窓から見える隣の窓は把握できていても、そこから見えない窓の存在は知らないことに気が付いたのです。
早速、「調査書」を見ながら実家と隣の家の間に入って目視で確認。間取りのマス目を想定しながら歩数を測り、だいたいの窓が間取り図のどこについているかを確認しました。
(間取りの書き方は「自分で書きたい!間取りの書き方 マス目の単位」参照)
1階のキッチンには母の希望で大きめの窓を予定していたのですが、その位置がちょうど隣のトイレの換気栓の位置であることが判明。そして2階のキッチンが隣の家の窓の正面ということが判明しました。
1階のキッチンには、母がどうしても窓を付けて欲しいとのことでキッチンの場所を変更、2階のキッチンは、我が家の排気がお隣の窓を直撃しないようキッチンの向きを配慮しました。
2階のキッチンには窓は要らないと思っていたのですが、窓下に窓の奥行き分のちょっとしたスペースが出来て広く使えるのでおすすめとのことで、お互いの視線が気にならないよう目線より低い位置に、すりガラスの細長いはめごろしの窓をつけてもらいまいした。
これが大正解で、小さなグリーンを飾ったり、ちょっと開けて風を通したり出来てとても気に入っています。
細い私道で気付けなかったお向かいさんが4階建てだった事実
両隣の窓や換気扇については間取り決めの段階で考慮できたので良かったのですが、引渡後にお向かいの家が4階建だったことがわかりました。
お向かいの4階からは、我が家のルーフバルコニーはもちろん、3階に作った娘の部屋の中までまる見えです。上からの視線なのでフェンスでは対応できないし、バルコニーで洗濯物を干すのもはばかられる始末。
せっかく掃き出し窓から人工芝に出られるように作った娘の部屋は年中カーテンを閉めたまま。
バルコニーでのコーヒーも数える程です。現在はなんとか工夫をこらして目隠しする方法を模索中です。(^_^;)