値引額500万円!見積書の不思議 🔽

お金のこと ハウスメーカー比較

 相見積もりは後出しジャンケン?値引き額の不思議

打ち合わせ時、予算とともにどこのハウスメーカーでも他社で見積もり金額が出ているかどうかを聞かれます。「まだ出ていない」場合、各社ともなかなか金額をだしてくれませんが、1社で具体的な金額が出るやいなや、一気に各社見積金額が出そろいました。しかも、金額はその最初の1社に合わせるように500万円近く値引きされることも。
どのメーカーさんも、他のところの金額を見てから決めたいようでした。そして見積額は基本的にこちらが伝えた予算と大きくかい離しない額で出されますから、注文住宅の予算のところでも書いたように、予算をどう伝えるか非常に重要だと思いました。

予算2700万円のハウスメーカーの見積書

最終的に相見積をとった後、他にも気になるハウスメーカーが出てきため展示場に出向き見積もりを出してもらいました。

その時には既に希望の間取りも予算もハッキリしていたうえ、他社での見積額も出ていたため、打ち合わせ2度目ですんなり概算額を出してもらえました。

もちろん、予算内ですが、それが予算に収まるよう約460万円もの値引きをしてくれた後の金額なのだとのこと。

予算2700万円で出してもらった見積書の内容は以下のとおり

本体工事     23,916,643円
オプション工事    2,687,300円 

給排水工事       500,000円
ガス工事        390,000円

本体・付帯工事合計      27,493,943円
特別値引き                               4,593,943円
小計             22,900,000円
                                消費税   2,290,000円 
総計A             25,190,000円


照明工事(概算)    200,000円
総計B              200,000円
           

確認申請料      150,000円
敷地調査料      100,000円
設計料        750,000円
諸費用合計          1,000,000円
           消費税  100,000円 
契約書印紙代       10,000円    
小計                               1,110,000円 

登記費用(概算)   180,000円
諸費用総計c          1,290,000円

建築予算A+B+C        26680000円

尚、この時は特別キャンペーン月間で、月末までに契約なら値引き額は5,213,943円になるとのことでした。その時点で月末までわずか1週間。さすがに決め切れませんでしたが...。

オプション工事の中身

上記計算書のオプション工事の内容はというと、標準プランに含まれない
バルコニー造作、準耐火仕様、狭小地小運搬割増、ガードマン、ハイスタッド仕様、ワイヤレスモニター子機、金属防水、窓手摺、洗面台キャビネット、小キッチン追加   です。
標準のキッチンやバスがグレードの高いものでとても魅力的でした。

設備グレードを確認しないと比較は難しい

他社のものと比較するときは、どの項目に何が含まれるのか、何が標準で何がオプションなのか各社違うので、詳細をひとつずつ見比べてみなければなりません。

加えて上述のように値引き額が大きいためかなり複雑です。

このプランでは断熱材はグラスウールになるとの事だったのですが、これも書面には何も書かれていないので、口頭で確認して分かったことです。

他社と同じ条件で出した金額なのか、細かく確認も必要になります。

因みに、上のメーカーさんの見積額には古家の解体費用(200万円程)が含まれていませんでした。

実は、他社ではそれも含めて予算内に収めてくれていたのですが、その事を伝え損ねていました。

他社で出た見積もりが解体費用込みだと伝えていたら、もしかしたら2700万円に収まるように調整してもらえたのかもしれないと思ってしまいます。
伝える予算額をいくらにするか、とても重要だと実感しました。


QooQ