火災保険や登記は大丈夫?引き渡し時のチェックポイント

助成金 税金関係

 引き渡しの際は家だけでなく書類も要確認!

いよいよ引渡しの日。

当日は気になるところが無いかを確認するだけなく、手続きに関することも要確認です。

我が家では引渡しの際、助成金申請に必要な所有権保存登記がされていない事が判明。

さらに火災保険の提案がされておらず、急いで自分で調べて引越し日までに間に合うように加入しました

引渡し当日の流れ

①施主検査の際に気になった箇所の確認

施主検査の時に指摘した箇所を順番に確認していきました。

でも、我が家の方では何を指摘したのかきちんと覚えておらず反省。指摘しっぱなしでは確認の意味がありませんよね。

施主検査の際には、問題箇所をメモしておくべきでした。

②設備の使い方、お手入れの仕方などの説明を受ける

宅配ボックスのパスコードや照明のスイッチの使い方、トイレのお手入れの仕方など、簡単な説明を受けました。

それまで住んでいたマンションは20年前に購入してもので、最近のものは格段に新しくなっているので使い方がわからないものも。

取扱い説明書も貰えますが、調べるのも大変そうなので聞いておいた方が良いです。

③全てチェックを終えたら各種書類と鍵の受取りと捺印

・設備の取り扱い説明書

・性能証明書など建築関係の書類 

・登記を代行してもらっている場合はその書類

・火災保険の保険証書

ハウスメーカーに代行してもらうことになっている手続きは何か、助成金などの申請に必要な書類が不備無く揃っているかを確認する必要があります。

特に助成金や優遇制度の申請をする予定がある場合は、この時点で気付かないと、申請期限に間に合わなくなる危険もありますので、予め必要書類をしっかり確認しておくことが大切です。

施主検査時に気づけなかった設備不備

実は施主検査時にうっかりスルーしてしまった不備が引渡し当日になって判明。それも施工会社側から言われて初めて気がつきました。

キッチンの上戸棚の高さを標準よりも下げてもらうように注文していたのですが、施主検査時にはここの確認をスルー。

引渡し当日になって、標準で取り付けてしまった事を施工会社側から聞きました。

これは引越し日までに、注文どおりに付け直してくれることになったのですが、先方から言われるまで全く気づかないなんて問題ですよね。何のための施主検査だったか...。

もし新居での生活が始まってから気づいたとしたら、直してもらうのも大変でした。

標準でない仕様変更は、施主検査時にしっかりと確認する必要があったと大反省しました。

火災保険に加入していないことが判明

見積書に建設費とは別に火災保険費用の金額の記載があり、色々探すのも面倒なのでハウスメーカーさん経由で火災保険加入をお願いしていました。

引渡し日直前になって、そういえば何もアナウンスが無いなと思っていましたが、きっと引渡しの時に何か言われるのだろうとそのままにしてしまっていた私も悪かったのですが...。

今思えば当日には効力が発生するように契約しておかなければならないハズです。きちんと確認しておくべきでした。

ネットで検索してオンラインで加入

ハウスメーカーさんが引渡し日の翌日から夏期休暇に入るとのことで、自分で調べてネットで火災保険に加入しました。

営業さんも気にして夏期休暇を先延ばしで社内で手配をしてくれたらしく翌日には連絡がありましたが既に加入後。

FAXで送られてきたプランを見ると保険内要はほぼ同じで10万円近く高い保険料が記載されていました。

バタバタしましたが、結果10万円近く節約できたので結果オーライでした。

引越し予定はまだ先だった事も幸いしました。

もし引越しを引渡しすぐに設定していたら慌ただしくて納得いくまで調べるのは大変でした。

それに、保険に入ってないのにもし引越しの際に何かあったらと思うと…もちろん、引越し前に地震や水災などが起きないとも限りませんしね。

何よりこの日、うっかりスルーしてしまわなくて本当に良かったです。

登記がされていなかった。

新築住宅の登記には「建物表題登記」と「所有権保存登記」の2種類があるらしく、助成の申請には「所有権保存登記」の登記書類が必要でした。

助成金の申請期限が近かったこともあって、あらかじめ必要書類を調べていたので、受け取った書類を確認してすぐ、表題登記はされているものの、所有権保存の登記はされていないことが分かりました。

「所有権保存登記」は売買や相続の際には必要になりますが、必ずしも義務ではないのでやっていないとのこと。

申請期限が迫っていたため、これも結局自分ですることになりました。

ハウスメーカーさんにお願いする場合には、営業さんを通して司法書士さんにやってもらうことになるようです。

登記の詳細は所有権保存登記を自分でやってみた①で書いています。



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