中古マンションを売る場合の売却タイミング
我が家のマンション、結果的には22年前に買った時とほぼ同額で売却できました。いつ建替えを決行するかは、それまで住んでいたマンションを売却するタイミングも考慮に入れる必要がありそうです。
中古マンションは、10年で新築時の2割引と言われていたけれど...
新築時3000万円のマンションだとすれば、3割値段が下がると2100万円。10年以降はもっと値下がりすると聞いていたような気がします。
つまり、売却することを考えているなら、10年以内に売った方が良いといった事が当時は言われていたと記憶しています。
建替えを決意するまでは、全く売却を考えてはいなかったので、いざマンション売却となった時、正直せいぜい2000万円くらいと予想していました。
しかし、建築材料の高騰から新築のマンションの値段がびっくりするほど値上がりし、つられて中古マンションの価格も上がりました。
建替えを考え始めてから実際に売りに出すまでの1年間に中古市場も上がり、結果、ここがベストタイミングだったんじゃないかと思えるところで売却できたのですが、
その後、現在まで更に上昇しているので、もう少し寝かせておいたらもしかしてもっと利益が出たのかもしれませんね。
市況を見て有利なタイミングを見定められると良いですね。
売れやすさには、住宅ローンを組める年数も関わってくる
中古マンションの売却には、買い手の住宅ローンの組みやすさにも考慮する必要があるかも。
新築マンションを購入する時には、当然のように35年の住宅ローンを組んだ我が家ですが、もし、これが25年とか20年とか、もっと短い期間でしか借りることができないとしたら毎月の返済額が大きくなってしまいます。
毎月の負担を考えれば、当然、35年でローンが組める物件を他で探してみようということになりますよね?
住宅ローンは購入する物件を担保に資金を借りることになりますから、中古マンションの築年数によって住宅ローンの返済年数に制限が出てきます。
これにはマンションの耐用年数が関係しています。鉄筋コンクリートの耐用年数は47年ですから、築20年だとすると残り27年で耐用年数に達してしまうことになります。
これを考えれば、買い手側が35年でローンを組めるうちに売却できれば売れやすいということですよね?
我が家は、買い手の住宅ローンの面で築25年を超えないうちに売却することを不動産会社からアドバイスされました。
壁紙やフローリングの傷みは売却価格にはあまり関係なかった
我が家は売却前にフローリングと壁紙を全面貼り替えています。購入時は子どもが小さくて痛みが激しかったこともありますが、転勤中に貸し出すために100万円近くをかけて綺麗にしました。
もちろん、貼り替え無しではとても借り手がつくとは思えなかったので我が家では必要経費だったのですが、もし売却を予定しているなら内装は手を付けずに売却した方が余計な出費を抑えられそうです。