固定資産税って大きい。マンション住まい時との比較
固定資産税って、大きい出費ですよね?
新居の完成が近づいて来て、そういえば戸建の固定資産税っていくらくらいなのか気になりだしました。
マンション住まいの時の固定資産税
固定資産税って本当に高いですよね。マンション購入当時、あまり税金の事を知らなかった私はその高さに驚愕しました。
購入から5年間は減免措置のおかげで年5、6万円くらいで済んでいたと思うのですが、6年目からは毎年13万円。
マンションが古くなるにつれてだんだん減って行くのかと思いきや、結局売却するまでの23年間金額はそれほど変りませんでした。
確実に古くなっているのに...。
固定資産税が減らない理由
固定資産税が減らない理由は、その計算式にあるようです。
固定資産税額=固定資産税評価額×税率
固定資産税は「固定資産税評価額」に税率を掛けて算出されるのですが、この「固定資産評価額」、古くなるほど安くなるんじゃないの?と思いきや、そうではないことが判明。
固定資産税評価額=再建築価格×経年減点補正率
古くなった分は「経年減点補正率」を掛けることで調整されるはずなのですが、この補正率を掛けるのは元々の新築マンションの価格ではなくて、「再建築価格」。
「再建築価格」とは同じマンションを今、再建築したらいくらか、という価格のことです。
建築費って高騰し続けていますよね?
だから今、同じマンションを建てようと思ったら当初と同じ価格では建てられません。
つまり、「経年減点補正率」が建築費の上昇率を上回らないかぎり固定資産税は安くならないということです。
経年減点補正率はこちらで確認できます。
築20年以降は安くならない
さらに、表を確認してわかるように「経年減点補正率」は築後20年を過ぎると、減点率が急激に鈍化してしまいます。
戸建ての固定資産税
自治体の減免制度を調べておく
減免制度を自治体からのお知らせで知る
我が家ですっかり固定資産税のことを忘れて建替え計画を進めてしまっていたことを反省。