⚫︎契約してからでは遅い?契約前に知っておくべき建替えの助成金

助成金

 助成金や優遇制度の中には契約前に申請が必要なものも

我が家が建替えを決めた当初、建替えをすることで受けられる助成金や優遇制度をほとんどしりませんでした。

契約前の申請が必要なものは、これらの優遇を受けたい旨を契約前にハウスメーカーに伝えておかなければなりませんが、住宅にまつわる助成金や補助金、優遇制度にどんなものがあるのかは知っていなければ伝えることもできませんよね。

打ち合わせの時点で、全てのハウスメーカーがこられについてのアナウンスしてくれるわけではなかったので、あらかじめ自分で調べておくと良いと思います。

我が家が受けられた優遇制度

老朽建築物の除却助成

実家の老朽化建築物は母の名義なので、解体費用は母が負担し助成も母が受けました。

実家の地域は、建物の耐震化、市街地の不燃化の推進のための助成制度があります。

同じような助成制度がある自治体は多くあるようで、空き屋対策として除却を助成する地域なども。地域によって要件はさまざまなようです。

この制度について私は全く知らなかったのですが、契約した住宅会社の営業さんからアナウンスがありました。

解体業者との契約前に申請しなければならないとのことで、日程的にタイトでしたが営業さんが役所に出向いて手配してくれ、申請書の提出も代行してくれました。

助成制度を知らないまま、解体業者との契約をしてしまうと受けられないので、建替え予定の自治体でどのような助成制度があるのか契約前に確認しておくと良いと思います。

住まい給付金

消費税率が8%から10%に引き上げられたことによる住宅取得の負担を緩和するために創設された国の制度で、現在は終了しています。

我が家ではギリギリこの制度の恩恵を受けられましたが、契約した住宅会社からのアナウンスは全く無く、契約前に並行して打ち合わせを進めていた別のハウスメーカーで教えて貰った制度でした。

申請は完成後で大丈夫です。

でも、給付金をもらうには住宅の仕様に条件があるため、確実に受給するためには、住宅の仕様を決める段階で知っていた方が良さそうです。

グリーン住宅ポイント

現在は終了していますが、省エネ性能について一定の基準を満たしている住宅にポイントが付与される制度です。

「ポイント」は申請後に一括で付与され、好きなものと交換できます。

住宅性能によって付与されるポイント数が変りますが、これが結構大きくて我が家の場合は60ポイント。定価プラス送料くらいのポイント換算でおそらく1ポイント=1円かと思われます。

交換対象は本当に幅広くて、ミラブルシャワーヘッドや観葉植物、プロジェクターなど欲しかったものと交換出来たのは良かったのですが、交換期間が限られていたので、慌てて無駄なものにも交換してしまい少し後悔しました。

この制度もハウスメーカーさんでは詳しく内容を知らなかったようで、必要書類等を自分で調べてこの制度を受ける予定であることを伝えておきました。

建築中に申請できていればポイントを工費にも充てられる制度だったので、工費を抑えたい場合には、もっと早いうちから知っておくことが必要でした、

新設されている優遇制度

終了した制度もありますが、新設されている制度もあります。現在のものは省エネルギーに注目するものが多い印象です。

子育てエコホーム支援事業

2050年のカーボンニュートラルにむけての事業で、子育て中あるいは若年夫婦が対象です。新築する住宅は、長期優良住宅かZEH水準であることが条件です。

詳しい要件はこちらで↓

子育てエコホーム支援事業


給湯省エネ2024事業

家庭でのエネルギー消費が大きい給湯を通して「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」を達成しようとする事業です。

エコキュートやエネファームなどの高効率給湯器の設置に伴う費用に対しての補助金です。

詳しくは下記のページを参照して下さい。



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