契約時の見積書の内訳と相見積もり時の内訳を比べてみると...
見積もり金額は、他社と比べるためにとった相見積もりの金額ばかりを気にしていましたが、一社に決めて「いざ契約」という段になって、見積書の中身が変っていることに気がつきました。
契約直前の見積書
契約当初はその違いについてあまり気にしていなかったのですが、今改めて見てみると、この見積もりが出る3ヶ月前に3社でとった相見積もり時の金額と165万円もの差額があります。
3ヶ月の間も打ち合わせは続いていましたが、何がどれだけ増額になっているのか?
3社相見積もり時(契約3ヶ月前)
契約時に提示された見積もりの内訳の中で、相見積もり時より増額されたものを赤字で、減額されたものを青字で表示してみました。
本体工事費が200万円も増額されています。
他に増額しているのは、
・照明器具工事が10万円
・屋外給排水工費10万円
・費解体工事10万円
また、3ヶ月前には記載されていた「3階建て構造計算料」の20万円が、契約時には無くなっています。
これは、おそらく設計料に合算されて増額分に含まれているのでしょう。
減額されているものは、
3ヶ月の間に変更した事
エアコン設置工事費が無くなっているからといって、契約までの3カ月の間にエアコン設置をやめた訳ではありません。
また、住宅設備は、契約後にショールームを見て詳細を決めるのでこの時点では特に変更はしていません。キッチンやトイレの数も変更無し。
変更点はただひとつ、バルコニーの面積を狭くした事。
これにより、3階の床面積が7.51坪から8.26坪と0.75坪広がっています。
おそらく増額分はこのせいだろうと思われます。因みに全体の床面積は、増床後101.82平米、30.79坪になりました。
見積もりの際は希望は出来る限り細かく伝えておけるとベスト
因みに、3ヶ月前の見積書にも最終の見積書にも、以下のものが建物本体工事に含まれていると明記されていました。
これらは、打合せ中にこちらから希望を出したものなので、これら希望のものを使っての見積額ですよ、という事なのでしょう。
●地盤測量後、地盤改良費100万円(概算)が追加になる可能性があります。
●窓を樹脂+樹脂へ変更の場合は、引違い窓1つにつき20万円増額
●屋根をガルバニウム鋼板に変更の場合は、20万円増額
窓や屋根は打ち合わせ中に、興味があって相談していたもの。希望を細かく出しておくと、それをふまえた金額を出してくれます。
逆に、こちらから希望を出したもの以外は、どんな仕様や設備での見積もりなのか詳しくはわかりません。
これでは相見積もりを取っても、金額で比較するのは難しいので、相見積の際には設備なども調べた上で各社に伝えておけば良かったと思いました。
実際には、キッチンやバスなどは見積もりに含まれていたものとは違うものに変更しています。