床断熱と基礎断熱の違い

結果として我が家は基礎断熱だったのですが、これを知ったのは契約後でした。
全くの「おまかせ」というか、特にどっちが良いか聞かれもしなかったし、他の候補のどこのハウスメーカーでもこれについての説明はありませんでした。
そのため、断熱材や換気法についてはいろいろ調べて掘り下げて考えに考えた末の決断でしたが、床の断熱については全くわかっていませんでした。
基礎断熱だと知ってから色々調べてみましたが、床が冷たくないのは嬉しいかもとは思いましたが、洪水対策としては色々と思うところがありました。

実際に住んでみて、お風呂の床が冷たくないことや、床からの冷気がないため満足はしているので結果オーライではありますが、もし不本意な結果だったら...やはりきちんと考えていなかったことは反省点です。

床断熱

床断熱は一般的な断熱方法で、家の1階部分の床のすぐ下を断熱します。古くから採用されている断熱法ですが、施工がしっかり行なわれない場合は隙間が出来てしまい機密性が低下してしまいます。また、基礎部分には断熱をしないため、冷気が入り込んで結露が発生するリスクもあります。

基礎断熱

基礎断熱は床断熱と比べると比較的新しい断熱法で、基礎のコンクリートを断熱材で覆います。床下は室内に近い気温を保てるため床下からの冷えを防ぐことができます。機密性も高くなり、省エネに繋がるメリットがあります。デメリットはシロアリ被害に気づきにくいこと。シロアリ対策が別途必要です。

また、基礎コンクリートが乾燥するまでの間にカビが発生しやすいこともデメリットです。