担当の営業さんとうまくコミュニケーションが取れるか
担当になるのは住宅展示場に初回で対応してくれた人
はじめて打ち合わせコーナーで話をした営業さんが、その後物件引渡しまでずっと対応の窓口となる人です。建替えは、古家の解体から引き渡しまで約8ヶ月ほどと、見積もりから契約までの期間もありますから、短くても1年くらいは関わるわけです。どんなに工法が気に入ったとしても、営業さんとソリが合わないと、希望どおりの家は出来上がりません。でも、不思議なもので、相性の悪い営業さんだと家自体魅の魅力も無くなってしまうものです。
相性が悪い営業さんを見送る方法
一回担当が決まれば交代は言い出しにくいです。初対面でも「この人苦手だな」と感じる場合もあります。そんな営業さんが自分の担当にならないための作戦を考えてみました。
初対面の段階で相性を判別することは難しいですが、初回でわかるような悪相性な人が担当に付くことは防げると思います。
資料請求から入ると担当交代は難しそう
インターネットなどで調べていて、工法やデザインをとても気に入った場合、資料請求をすることがあると思います。この場合は、資料が届く頃にハウスメーカーから営業の連絡が来るのが一般的です。我が家のように、建築予定が3年も先だと、勢力的な営業は無しで連絡がメールだけの場合もあります。
どちらにしても、資料を見てますます乗り気になった場合は当然詳しい話を聞きに行くことになります。いくらくらいで建築可能なメーカーなのかも、話してみないとわかりませんからね。
では詳しい説明を。という時、結局打ち合わせ場所はそのハウスメーカーが入っている自宅の最寄りの住宅展示場です。説明を聞いた結果、益々そのハウスメーカーが気に入ったのにもかかわらず、その時の営業マンがとてつもなく合わなそうな人だったということもあるわけです。だからといってそのハウスメーカーの入っている別の展示場へ行ったとしても、住所や電話番号などが先方に登録されてしまっっていると、結局元の営業さんに繋がれてしまいます。正直に「別の営業さんに代えて欲しい」と言えれば良いのですけど、何ヶ月も関わることになるので「やっかいな客」みたいなレッテルを貼られるのも嫌ですし、先方もそれはやりづらいみたいです。
最初に連絡先を記入しないで内覧させてもらう
作戦としては、初回の住宅展示場では連絡先記入をやり過ごすこと。このとき、建築予定が先だと「まだまだ先なので~」と記入をパスしやすいです。説明を聞きながら営業さんの人柄や信頼度をうかがうのが良いと思います。
3年も先だと冷やかし客だと思われて積極的に説明をしてくれないこともありますので、質問をいくつか用意しておくと良いかもしれません。こちらの真剣さも伝わりますし話を聞けるきっかけ作りになりますよ。
もちろん初対面では良くわからないことも多いですが、極端に会わなそうな人の場合は最初から連絡先を書いてしまわない事で見送ることも出来ます。少々遠くなっても別の場所にあるハウスメーカーに行ってみて別の営業さんを担当にしてもらうのもひとつです。
展示場を見学してから改めて資料請求する
また、住宅展示場で連絡先を書かずに見学し、合わなそうな営業さんだった場合には、後日資料請求をしてみるという方法もあります。
結局自宅に近い展示場へ案内されることになりますが、展示場にいる営業さんとは別の人が担当になることもあるかもしれません。
頼りなさそうな営業マンなら、勉強して自分で知識をつける必要も
私達が住宅展示場周りをしていた5月6月は、新人の営業さんで、先輩営業マンが付いて打合せを見守る、みたいなケースが多かったです。先輩が付いているとは言え、こちらも家づくりは新人ですからあまり頼りないのも困ります。
知識があまり無い人の場合には、設計上不可能な間取りでもそのまま進めてしまうこともあり、その間取りが可能だから乗り気になったのに、後から「やっぱりこの間取りは無理だった」というようなこともありました。
でも、いろいろなところで話を聞いたり調べたりするうちにこちらも知識が付きますから、そうなってくると多少頼りなくても、自分の意見を押しつけてくるベテラン営業よりも、こちらの希望を叶えようと一所懸命になってくれる新人営業さんのほうが良いということもあります。
契約後は設計担当さんのほうが重要。割り切ってしまうのもひとつ。
契約までは営業担当の人との打ち合わせがほとんどですが、契約後には設計の人との打ち合わせが中心になります。
営業さんももちろん同席しますが、直接設計のプロと相談できるので、営業さんの頼りなさは解消されます。
こんどは設計の人との相性が気になるところですが...。