間取り決めに風水を取り入れて運気の良い家にしたい
間取りを決める際に、どうしても気になってしまうのが「風水」や「家相」。
「運気の良い家にしたい」という気持ちで調べだうしたのに、だんだん「運気の悪い家にはしたくない」という強迫じみた気持ちになってしまいました。
全く気にならない人にとってはナンセンスな問題かもしれませんが...。
注文住宅は運の良い家を作れる最高のチャンス!
「西に黄色のものを置くと金運が良くなる」とか「東にテレビやオーディオを置くと良い情報が得られる」など、これまではマンション暮らしだったので物の配置や色で自己満足の「なんちゃって風水」を楽しんでいました。
でも、注文住宅となればトイレやキッチンなど間取りそのものを最強の位置に配置できます。
「最強運気の間取りにするぞ!」と意気込んで、風水について調べ始めました。
こだわりだすとキリが無い!どれを信じれば良いの?
ところが調べ始めてみると、ひとことに風水といっても流派はさまざま。
ある流派では良いとされている間取りでも、ある流派ではダメとか、なかなか最良の間取りというものが決められません。
風水も細かくこだわろうとすると、家そのものの間取りよりも、その家の住人ひとり一人にとって良い方位を考えなければならないようで...。
実家の古家も、建てる時にはそれなりに父が家相を取り入れて玄関やトイレの場所を決めていたハズなのですが、試しに父個人にフォーカスした方位を調べてみました。
すると、建替え前の実家の玄関位置が、父にとっては「命にか関わる病気になる」方角だったと判明。父は家を建ててから5年後に病気になり、その病気がもとになり還暦を迎えてすぐに亡くなっています。
だんだん怖くなってきて、家族全員にとって障りのない部屋の配置を必死で探すことに。
でも、誰かにとって良い間取りは、他の誰かにとっては悪かったり、一般的な家相では大凶だったりとうまく行きませんでした。
専門家に鑑定をしてもらうのも気が引ける
それなら、きちんと鑑定して貰ったらどうかと言われそうですが、こんなに流派で違いがあると誰に鑑定をお願いするかで迷いそう。
しかも一旦鑑定してもらうと、その通りにしないと悪い事がおきてしまうのではないかという思いに囚われて不本意な間取りなってしまいそうで怖いのです。
本気で信じているわけではないけど、何か気になることを言われたら、そっちに引っ張られてしまいそうで...。
落としどころを考えてみる。最低限誰から見ても「悪い家相」と言われない間取りに
結局、古くから根拠のある考え方は極力採用し、納得できる言い訳をみつけて落とし所としました。
西のキッチンは西日が当たって食材が早く傷むとか、家の中心に階段を設置するのは構造的
に弱いとか、納得のいく根拠があるものは採用。
また、誰が見ても凶相と思うような間取りは極力避けました。
具体的には、何を置いても凶になる鬼門には階段を充てることにして、そこから他の部屋の位置を考えて行きました。
玄関は東南に。西日が入らないよう西側の壁面には極力窓を付けないなど。
どうしてもうまくはまらないところは、家族各人の座る場所や寝る場所、枕の方向を運の良い方位にすることにしました。
ナンセンスとは思いながら、必死に考えてみましたが、実際生活が始まるとそんな事はすっかり忘れて、どっちが北だか西だかも忘れてしまいました。(笑)