⚫︎「万が一」はあり得る!マンション売却のタイミング 🔽

マンション売却

 居住中のマンションの売却、新築住居の完成前に契約して大丈夫?

マンションの売却代金を建替え費用に充てたい我が家ですが、新居の完成を待たずに売却日を決定してしまっても大丈夫なのか?
もし新築完成日が延びてしまったら?万が一を考え、マンションの売り出しは新居の完成後にすることにしました。
売却までの流れについては以下のページに書いています。↓
https://yuchanyuchan35.blogspot.com/2023/08/blog-post_27.html

700万円も高く買い取ってくれるのは魅力だけど...。

新築工事の着工後しばらくしてマンション査定をお願いしていた不動産屋さんがとても良い話を持って来てくれました。マンションの管理会社で出してもらった査定金額が2000万円。その不動産やさんでもウチのマンションや近隣のマンションの過去の実績から、2000万円から2300万円くらいだろうと聞いていたのですが、即決できるなら2700万円で業者が買い取ってくれるというのです。まだ媒介契約前にもかかわらず、その業者に内見してもらい、あとは我が家が決断するだけという状況まで行ったのですが...。
我が家としても個人よりも面倒の無い業者へ売却したいと考えていましたし、何より査定額より700万円も高く買ってくれるというのは魅力的です。
しかも、売買契約時に3売却代金の30%分のお金が入るので、そのまま建築費の支払いに充てることができます。
ですが、1週間後までに決断することが条件。なんでも買い取ったマンションの全面リフォームを済ませて年内に売り出したいのだとか。業者の今年度決算に間に合わせたいということでした。
でも…心配なのはマンションの引渡日。契約してしまえば何があってもマンションをあけ渡さなくてはなりませんから、できれば新居へ引越した後にしたいです。結局、即決出来ずこの話は見送りとなりました。

見送りの理由

私の心配の理由は「万が一新築住宅の完成日が延期になったら?」の一点でした。
例えばもし、台風や大雨で工期が遅れることになったら?仮住まいの費用や引越し費用が発生することはもちろんですが、急きょ仮住まい先を探したり何度も引越しするのは大変です。不動産会社からは、この心配に対して「完成予定日の1か月後」まで引渡日を延してはどうか?という提案がされました。そこまでならギリギリ待てるとのこと。これ以上先になると、今年中に売り出したい業者側の計画に間に合わないのだそう。
「1カ月もあれば充分では?」「心配のし過ぎでは?」と言われ、確かにちょっと心配し過ぎかもと思ったのですが、なにしろ決断を急がされるのが苦手な私。「万が一」が台風なのか大地震なのか、例えばどのような事態を心配しているのか自分でもわかりませんでしたが、漠然とした不安は拭いきれず見送ることになりました。

その後、「万が一」は訪れた!ウッドショックって何?

「もし」とか「万が一」は取り越し苦労になることがほとんどだと思うのですが、その後しばらくして「ウッドショック」が問題になりました。
コロナ禍を経てアメリカで住宅需要が高まり、住宅用の木材が高騰したのです。ハウスメーカーによると我が家の建築材料は仕入済みだったため、見積り金額にも完成引渡日にも影響は無いとのことでしたが、巷では材料が入って来ないため大幅に工期が遅れている様子でした。当時の動向はこちらから↓
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20210719hitokoto.html
我が家には影響が無かったものの、「万が一ってありえる」と思った一件でした。この話を見送った事を一時後悔したりもしましたが、その後住宅需要が高まったことや新築価格が高騰したことで中古マンションの価格が上がり、結果的には更に300万円高い3000万円で売却ができました。

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