狭小戸建ての生活音問題

我が家の場合は... 間取り 狭小住宅 反省点

 お隣が近いと気になる「音」問題

狭小住宅が多くひしめきあってるところでは、どこのお宅も建蔽率めいっぱい使って家を建てるので、お隣のお家との距離が近くなります。

住み始めてから始めて、実家暮らしの時の生活音の実態を思いだした私。

「音」問題。

建てる前にちゃんと考えておくべきでした。

外は涼しくなってきても結局エアコン付けっ放しの理由

戸建てに移ってから娘が犬を飼い始めたので、夏の暑い時期はエアコンはずっと付けっぱなし。

今年は春先からずっと暑かったので、随分長く付けっぱなしでした。電気代も値上がりしているので気が気ではありません。

やっと涼しくなってきたので、エアコンを消して窓を開け放してみたのですが、結局またエアコン生活に戻してしまいました。

理由は「音」問題。

高断熱の家は隙間が少ないので防音効果も高く、二重窓を閉めていれば外の音は気になる事はありません。

なのでおそらく家の中の生活音も外に聞こえてる事はないハズ。

ところが、窓を開け放せば話は別。

気候が良くなってきたので、窓を開け放してして風を通すととても爽やかだったその日、娘の帰ってくる気配でいつものように喜んで犬が吠えはじめました。

「こら!しずかに!」といつもの音量でたしなめたのですが、娘がリビングに入ってくるなり、「お母さんの怒鳴り声、曲がり角曲がる前から聞こえてきてたよ」と。

窓さえ閉めていれば、玄関の前でも、部屋の中で吠える犬の鳴き声は、どこか遠くに聞こえる程度なのに。

高機密の家でも、窓を開けてしまうと防音は全く機能しない事を思い知りました。

実家暮らしの時、寝床の壁の向こう側がお隣の家の階段になっていて、よく階段を上がってくる隣の家の人の足音で夜中に目が覚める事があったっけ。

路地を隔てて向かいの家の九官鳥と会話が出来そうと思ったこともありました。

そういえばこの前ベランダに出た時、お向かいの家の開いてる窓からオンラインで英会話する娘さんの声が聞こえたっけ。

外の会話が聞こえるという事は...。ダクトレス換気扇を考える日々。

窓を開けていると、ご近所の方の立ち話も聞こえてきます。

外の普通の会話が聞こえるという事は、我が家の普通の音量の会話も聞こえてしまってるということですよね。

すっかり窓を開ける事が怖くなってしまった私。

外は爽やかでも、締め切ると蒸暑くになってしまうので、エアコンを切れるのはもっと寒くなってからでしょう。

ずっと締め切る事になるなら、やはり全館空調にしておけば良かったかも。

空間も大きくない狭小住宅は全館空調と相性が良いのかもしれません。

間取りや家具設置は「音」問題も考慮に入れるべきだった

お向かいの娘さんの英会話が聞こえたのも、たまたま両方の家の窓が開いた状態だったからで、どちらか一方でも閉めていれば聞こえなかったはず。

せめて、お互いの家の窓の位置が遠ければもっと気にならなかったかもしれません。

我が家は西側の壁には全く窓がなく、その西の壁にテレビが置いてあります。

なので、西側のお隣の音は全く聞こえません。

また、洗濯機は窓のない脱衣所です。洗濯機を置いている壁の後ろには工場が建っていて早朝、夜は誰もいません。

なので洗濯は朝でも夜でも気兼ねなく出来るのです。

洗濯機は、騒音について考えたうえで置き場を決めた訳ではなく、たまたまそこに洗濯機置き場を設けたのが功を奏したのですが、いろんなもの、「音」のことについても考えた間取にすべきだったと反省しています。



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